効果的に聴くコツ（１）

ヒーリングミュージックを、より効果的に聴く（１）

音の力は偉大です。音楽を使えばリラックスさせたり緊張させたりできます。心地よいメロディーやハーモニーもあれば、恐ろしく怖い音もあります。「世にも奇妙な物語」のBGMは、意図的に不協和音で奏でられており、聴くと怖くなり嫌な気分になり緊張し身構えてしまいます。ところが、手拍子をしながら同じ曲を聴くと、たったそれだけで不協和音が崩れ、全く怖くないむしろ陽気な音楽に変わります。

音楽セラピーには、免疫力向上の効果と癒しの効果があると言われています。音を上手に使い、生活に積極的に取り入れることで心と体のバランスを整えることができるでしょう。

• 受動的音楽療法：聴く、鑑賞（癒し効果）
• 主体的音楽療法：自分が歌う、演奏する

音楽セラピー（音楽療法）には、「聴く（聞く）」「歌う（演奏する）」という二つの方法があります。どういう風にするのが良いかは、実は、あなたの心が知っています。気分が落ち込んでいる時には、歌を歌うことは受け付けないでしょう。受け入れやすい暗い雰囲気でスローテンポの曲を聴くのが良いです。回復期に、より力を発散したい場合や元気なときに遭遇したストレスやマイナスイメージを払拭するには、カラオケで歌うことで気分が軽やかになるでしょう。

すんなりと心が受け付ける好きな音楽を、好きなときに、好きなタイミングで、楽な姿勢で聴く。
シンプルですが大事なことです。
ヘッドフォンで聴きたいときもあれば、スピーカーで聴きたいときもあるでしょう。

これを聴かなきゃならない、聴く必要があるCD、、、それでは逆効果です。
聴きたい音楽を聴いてください。